ふたたびはわたらない橋のながいながい風

相も変わらず
負け試合を意気揚々と

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一日一詩
三百六十六篇の詩で構成された素敵な本

適当にパラパラ読んでいるので全て読んでいないだろうけど
好きなページはいつでも読めるように端を折り曲げてある

二月十九日
六月十八日
七月十八日
七月三十一日
八月十一日
九月八日
九月十二日

今のところのお気に入りの文章はこれらの日付にあるのです
一番好きな一篇を引用しようかと思ったのだけれど決められないのでやめた



01:27 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
これならほとんど外で食事できるじゃないか
『ビールの最初のひとくち』とかいう本の中にはいっている
エッセイのタイトルにあったのが

『これならほとんど外で食事できるじゃないか』

暑くも寒くもない季節。
朝起きて、食事の準備をしながら外を眺めながら思いつくのは
外で食事をすること
必要なのは美味しいワインと旨そうな食料たち

色々な問題点は思いつくけれど
これならほとんど外で食事できるじゃないかと

「ほとんど〜できる」っていう煮え切らなさが季節の変わり目っぽくてよく似合う

ほとんど外で食事できるくらいの天気なら
気負わず迷わずでかけましょう
芝生に食事というかワインを飲みにでかけましょう


ということで梅の雨な季節に突入しそうな今日この頃ですが
ピクニック部が1年ぶりに部活動を実施する予定


ちなみにこの本ほぼ読んでいないので面白いのかわからん

02:03 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
神もまたきちがいじみているにちがいない
私は現実逃避主義者なだけで、ロマンチストではないから。

だからこの本の半分くらいは面白かった。

一九七二年のレイニー・ラウ (小学館文庫)
一九七二年のレイニー・ラウ (小学館文庫)
打海 文三

一昨年亡くなった作者唯一の短編小説らしい。
以前「愛の悔恨のカーニバル」というのを読んだ時は
あまりピンとこなかったのだけどこっちの方が面白かった。
でも亜流ばかり読んでいる気が…
まあ、また機会があれば他の小説とも出会うでしょう

以下引用

「体験したことを、書き言葉で再現する時に、どんな人でも、過剰であれ稚拙であれ、レトリックを使います。そんなふうに再現された体験は、過去のたんなる再現ではなくて、新しく体験された過去です。レトリックによって人は過去を新しく体験する。」


実際のエピソードを書くことについて、登場人物が交わす部分
確かになあ、と納得した。

私も町を出て行く話って大好きだ。
00:22 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
本棚に潜む偶然の音楽
某黄色いチェーン古本屋の店内を物色しつつ、フラフラ
小説のゾーンをひととおり見終わり、実用書とか専門書がジャンルごとに
並んでいるところを見て、やっぱり女子の自己啓発系の本の背表紙は
ことごとくピンクなんだなーとぼんやり思っている矢先

音楽というカテゴリーの棚に音楽教則本やタレント本などに混じって
ポール・オースターの「偶然の音楽」が並んでいるのを見つけた

やあ思いもよらぬところで出会いましたね

まあ、間違っているとは言い切れないし、
もしかしたら意図的だったりする可能性も捨てきれないが
思わぬ場所で意外な人に出会った気分
この本を探している人もまさかこんなところに置かれているとは
想像しないに違いない

「偶然の音楽」って題名と装丁がすんごく格好良くてそれだけで満足して
実はあまりちゃんと内容覚えていないのだけど

大音量で鳴り響いていた音楽が突然ぱっと止み静寂に包まれる

そんなラストだった記憶がある

偶然の音楽 (新潮文庫)
偶然の音楽 (新潮文庫)
ポール オースター
01:00 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
勝つ理由がないと主張しつづけている
年末感が薄いと言いながら、師走をぬったり通り抜け、年が明けた
お正月感が薄いと言いながら、睦月もまたなんてことなく過ぎ去るのだろう

ということで新年あけまして
やっぱり目標なんか立てないし
抱負とか語っちゃえないし
見える風景も届く視界も手に入れないものもそんなに替わり映えしないで
それはそれで愉快なような気もする

年末年始は本やら漫画やらを大量に購入したりしていたので
「3月のライオン」もやっと読んだ。すごくすきな漫画でした
個人的にはハチクロなんかよりずっーと良いなあ
将棋が何となくしか分からなくてとても残念
猫たちも可愛すぎる

作者のウミノさんはほんと真摯に物語と向き合うタイプの人なのだろうなと思わせる漫画でした
こういう誠実さはとても価値があると思う
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ
(今現在2巻まででてる)

それと
ユニコーンが再結成するというのは
びっくりなにやら素敵なニュースだなあと思いました
止まっていたものが再び動き出すという話はいとおしいような気持ちを運んでくる
全てを捨てて僕らは生きてる素晴らしい日々だ



00:34 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
そらのなかとまおう
空の中 (角川文庫 あ 48-1)
空の中 (角川文庫 あ 48-1)
有川 浩

読み終わってしばらく経ってしまったら、なんてことないような気も
ちょっとするのだけど、読んでる時は面白かった。
図書館戦争の人。図書館戦争読みたいのだけどハードカバーじゃまだし買いたくない。

ほんとに読んでる時は面白かった気がしたのだけど後から書くことは特にはない。
今人に貸してしまっていて、読み返してみることもかなわないし…。
まあよくできたエンターテーメント小説でした。
おじいちゃんは凄い良い役だった。川の神様。

なんかこれだけじゃなんなので

魔王 (講談社文庫 い 111-2)
魔王 (講談社文庫 い 111-2)
伊坂 幸太郎

これは凄く良かった。ほんと良かった。弟の話の方が良いという意見今のところ優勢。
どこが良いのか書くのは面倒だから書かないけど、
物語の自由さとリアリティのバランスが絶妙で良く出来た本を読むと嬉しい気分。
同じ時期に「砂漠」も読んだのだけどこっちのほうが好きでした。

並べてみると、この2冊ちょっと装丁の雰囲気が似ているなあ。
どっちも嫌いじゃないデザインだな。
22:50 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
学ランが跳ぶまで
最近「20th Century Boy」の名曲っぷりを再認識して凄く良く聴いてる。
T-REXってやっぱすげーな。っていう矢先に読んだ本。

コンドルズ血風録!―タイムイズオンマイサイド (ポプラ文庫 か 3-1)
勝山 康晴
コンドルズ1

第1章 ウェルカムトゥザジャングル
第2章 アンダークラスヒーロー
第3章 ドゥユリメンバーロックンロールレディオ
第4章 レッツスペンドザナイトトゥギャザー
第5章 スメルズライクティーンスピリット
第6章 キックスタートマイハート
第7章 ハイボルテージ
第8章 ドントルックバックインアンガー
第9章 トゥエンティスセンチュリボーイ
終 章 ザッツエンタテインメント

っていう目次にぐっとくる人だけ読めば良いかなとも思うけど、
ぐっとこなくても面白いと思う。。
私はかなりコンドルズ好きで、でもなんか中身とかよりも
オープニングの演出の格好良さとか煽られるワクワク感にやられてしまうんだよなー
公演タイトルもいちいちステキだし
コンドルズ結成からグローブ座フェスが終わるまでの話なんだけど
こんなに気の狂った(良い意味で)青春ドラマみたいな話が実話だと思うととても愉快


皆が息を殺した静かでピンと張りつめた静寂の中
空気にナイフを入れるように大音量のオープニングが鳴り響く


そんなステージの幕があがる記憶を思い出して
頭のどこかが覚醒する気がする本だ

そういえば昔ちょっと知っていた方がこの本にちらりと登場していて
びっくりしたけどああそうかと思う。今どうしてるのかしら。。






02:19 | 本本本 | comments(0) | trackbacks(0)
にやける組み合わせ
実験4号―後藤を待ちながら
実験4号―後藤を待ちながら
伊坂 幸太郎,山下 敦弘

今日昼にふらっと本屋に寄ったらみつけた本

タイトルみておおって思ってよく見たら、恐るべきにやける組み合わせで
この本の存在を初めて知って凄く嬉しくなっちゃって
凄く嬉しくなっちゃったからその場で買わないで
「買いたいなああの本」って思う幸福を数時間味わって
帰りにABCで購入して帰ってきた

帰り道コーヒーやさんで
実験4号を聴きながら「後藤を待ちながら」を読んだ
小説に出てきた
ずっと昔にいた多分売れていなかった3ピースのロックンロールバンドは
ある日ギタリストが戻ってきて途切れた道が再び続いて
ギタリストは本気で嬉しそうにギターを弾くから
ベーシスト兼ボーカル曰く、生きている限りは場所は残っているらしいから
そのままよろよろとでもふらふらとでも続いていけばよい

DVDはまだみていない

私のなかではスペシャルすぎる組み合わせなので
冷静に評価する気はさらさらないが

ロックンロールとは「どうして俺だけ圏外なんだよ!」である


っていうのは良いなと思った
中の蝉の装丁もすてきだ

追記:

DVDも観た
良かった
淡々と終わりに向かって過ぎていく子供達の毎日が

シマコ先生が上手な演技じゃないのにとても良かった
アビとハルとシンちゃんはまたいつか地球で会うのだ

ということで

リハビリ中断
The ピーズ
リハビリ中断










00:21 | 本本本 | comments(2) | trackbacks(0)
道を思い出す本とか
黄色い目の魚 (新潮文庫)
黄色い目の魚 (新潮文庫)
佐藤 多佳子

以下抜粋

バスタブの上の窓は西向きで、午後はすりガラスが黄金のようにまぶしく〜
あの午後はなんて長かったんだろう。何処にもつながらない、まるで永遠のような時間だった。

私はもう空っぽのバスタブには入れない。空っぽのバスタブで虚空を飛ぶ力をなくしてしまった。
もう後ろの扉は閉ざされている。〜前に歩いて行けるだろうか。次の扉を開けるだろうか。

俺はみっともないのは嫌いだった。とびきりカッコよくなくてもいいが、カッコ悪くなるのはいやだった。マジになるのは恐かった。マジになると結果が出る。自分の限界が見えちまう。マジで勝負をしなければ、なくすものもない。負けてみすぼらしくなることもない。すべて曖昧なままにしておけば、誰に何を言われてもヘラヘラ笑っていられる。

「好きなことをやるんだ」
おじいちゃんは言った。
「最後は自分だけだ。誰かのせいにしたらいけない」



面白かった。わりと道徳小説なんだけど嫌らしく感じないのは
設定と描写が上手だからだろう。
なにやらどこかで通った道をもう一度見せつけられた気分。
懐かしい場所を覗き見した気分に浸る。
真っすぐ前だけを見つめるのも正しいことなんだろう。きっと。
実践するかしないかはまた別の話。

佐藤 多佳子の本は分かりやすくて読みやすい親切な本だと思う。

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)
歌野 晶午

昨年の話だけど、ようやく読んだ。
タイトルは素敵。
オチは個人的には微妙だった。
(もはや私信のようだけど)
重松清の「愛妻日記」も読んだ。どれだけ広いんだこの人の作品の幅。

ショートソング (集英社文庫)
ショートソング (集英社文庫)
枡野 浩一

定価で買うのが嫌で1年くらい古本屋にあったら買おうと思っていた本
定価で買わなくて良かった。
以前も書いたけど短歌はとても良いのだ
しかし短歌はそれ以上でもそれ以下でもないのだと思う
小説が増幅装置にならなかったような印象

本は大量に買うのだけど
読みたい本がなくて砂を蹴る日々

昨年末くらいはデルフィニア戦記18巻に手を出していた
おかげで読む本に悩まなくて済んでいたのだけど。

放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)
放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)
茅田 砂胡


まあ何かしら読んでるし、
何かしら活字さえ追えていればそれでよかったりもする

23:26 | 本本本 | comments(3) | trackbacks(0)
荒唐無稽の境界線
フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫 よ 29-1)
フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫 よ 29-1)
吉田 篤弘

クラフト・エヴィング商會のひとりが書いた
短編集
「世界の果て食堂」の話が書きたかった作家の話

風変わりな語感と荒唐無稽な状況を
選びとったかのような短編達に
つい反応してしまうセンサーも自分の中に確かにあって
すごく大切にしたい気もするのだけど
どこか過剰でやりすぎな気がして気恥ずかしい気も
ここらへんの兼ね合いは
とても曖昧で個人的で言葉にしにくい

どこが境界線なのでしょう

全編にわたってビートルズのホワイトアルバムが
端々に登場するので
にわかに聴きたくなったが
私はホワイトアルバムは持っていなくて悲しい
だが、
聴きたいくらいで、実際は聴かないくらいが
ちょうど良いさじ加減かもしれない

私はまだ北に向かっているのだろう

00:50 | 本本本 | comments(3) | trackbacks(0)