ふたたびはわたらない橋のながいながい風

相も変わらず
負け試合を意気揚々と

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春がとまる
4月なのに急に寒くなって、
なんだか浮ついた埃っぽい春の匂いも
どこかへいってしまった

盛んに花びらを散らしていた桜も
寒さに、ぎゅっと時を止めてしまったのか
ここ数日は姿形を全く変えていない

桜色の花弁と、臙脂の萼と、少しでた葉の緑の、
不恰好な色の取り合わせを見上げつつ
どうせなら
満開の時に、時を止めてしまえば良かったのに
と少しだけ残酷な感情が浮かぶ

桜は散るから美しいのだけど
そんな桜が散ることができないという
逆説じみたものも、また美しい気もする

大きな根っこのところで、
無意識に分けてしまった有無は
おそらくは、自衛のためなんだろうな
と思い至ると、やるせない気持ちになる

春の中に、紛れ込んだ
ピリッとした冷たさが意識を
ハッキリさせたり、ボンヤリさせたり
まあ、忙しいことです

08:30 | 日々のこと | comments(0) | trackbacks(0)
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